スカイプ面接

最近スカイプによる模擬面接の指導が多い。面接テクニックのガイドは別途提供しているが、面接以前にも注意したい点はある。以下はよく目につく基本中の基本。

まずスカイプ名。遊び心のあるユーザー名が多く微笑ましいが、国際機関の面接には向かない。面接通知が来てから慌てて作らなくてもいいように、一般的な名前のアカウントを確保しておこう。前もってスカイプ名を交換しておけばお互い時間のロスも防げるというもの。

スカイプ使用の用意は万端にすべき。いざ通信を始めてから画像が出なかったり、声が聞こえなかったりするのは準備不足だ。特に映像テストは念入りにし、背景に雑多なものが写らないようにしておく。

スカイプ中に人が後ろを横切ったり、隣の雑音が入ったりするのも避けたい。とりわけ自宅でのスカイプ利用は環境に気を使い、電源もチェック。なるだけ本番に近い環境で練習した方が効果は高いので、模擬面接でもドレスコードに気をつけよう。

書類を参照できるところはスカイプ面接の利点と言えるが、下を向きまさに読んでいますという調子の答えは不利。覚え書きを相手から見えない目の高さに貼っておけば、自然な形で相談できる。

コネクションや設備の準備が万端であっても、本番中不意に予期しなかった問題が生じることがある。必要なら電話やメールですぐ連絡できるようにしておき、落ち着いて対処する。

スカイプの面接は慣れるまで結構違和感があるので、家族や友達に頼みスカイプ面接をリハーサルしておけば効果的。キャリア国際機関のスカイプによる模擬面接サービスも利用できる。

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