カバーレターの署名

前回Eメール応募のカバーレターの書き方について解説した。補足としてカバーレターのサインについて触れたい。

メールで応募の場合、カバーレターをメール本体に使い履歴書のみ添付するか、履歴書とカバーレター両方を添付する方法がある。カバーレターをメール本体に使う方が簡単だが、どちらにしてもカバーレター署名についての疑問は残る。

インターネット応募でサインを使うと、サイバースペースに跡を残し、個人情報の安全が脅かされる懸念がある。このためサインを使わない応募書類が一般的であり、それで不利になることはない。

カバーレターをメールボデイにする場合、最後に自分の名前と電話番号、メルアドをタイプ入力し、サインの代わりとする。名前の下に連絡先を一緒に書いておけば採用側に便利だろう。

カバーレターを履歴書と共にメールに添付する場合、直筆サインは必要ないが、入れれば個人的なタッチが加えられる。ただしそれだけで採用に有利になるわけではなく、あくまで履歴書の内容が勝負どころ。

その場合ワード形式のカバーレターを印刷し、直筆サインをしてPDFに変換し、添付。気をつけたいのは、デジタルサインを入れるのではなく、直筆サイン入りカバーレター全体をスキャンしてPDFにすること。好印象を与えたければ手間を惜しまないことだ。

言うまでもなく、紙媒体の応募書類を郵送、手渡し、ファックスする場合は直筆サインがいる。また外務省のJPO試験ではカバーレターではなく履歴書にサイン画像を注入するか、プリントアウトしたものに直筆サインを入れスキャンするよう指示されている。

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