模擬面接サービス

キャリア国際機関で模擬面接サービスを提供し始めたのは2016年頃。現役時代に、「こんな支援があったらなあー」と自分が捜していたものをサービス化した。模擬面接の数も150件余りとなった。

面接の準備には色々あるが質問を予想し、答えの内容と話し方をチェックするには、模擬面接が最適。自分では気が付かないポイントを、国際機関で面接官をやってきたプロから指摘されるいい機会であろう。

何年か前までは主流であった対面面接も、今はほぼオンライン化したうえ、自 己 録画の面接も使用されだし、時代の流れを感じさせる。スクリーニング用に使われる非同時性面接は、自分の選んだ時間にシステム内に表示される質問に答え、自己録画して採用側に送るもの。リアルタイムで何人かの面接官が質問するパネルインタビュ-は、最終面接用である。

パネル面接用模擬面接では、キャリア国際機関が用意した質問に答えてもらい、そのあとすぐにフィードバックする形式。できるだけ本番に近いアプリや形式、質問傾向を使用している。非同時性面接準備は、似たようなアプリに質問をセットし、自己録画してもらったビデオを再生しコメントする。

面接前のアプリや時間設定、招待状、面接ガイド、質問リストの作成、送付など模擬面接には関連作業が多い。特にデリケートな点は、受け答え中ずっと集中して答えの内容と話し方両方に注意を払うところ。また如何に本番に出そうな質問を用意するかにもリサーチ、専門分野の知識習得など、時間と手間がかかる。

模擬面接用の質問リスト設定には、本番経験者の報告がとても参考になる。キャリア国際機関の模擬面接利用者は、知らずに他人の経験の恩恵を与かっているわけだ。面接結果報告は他の候補者の為になるだけでなく、巡りまわって自分も次回は誰かの経験の利益を受けることになる。

本番の面接が終わったら、出来栄えに関わらず結果報告してほしい。こちらにとっても励みになるだけでなく、参考にもなる。候補者の将来の面接の成功にも繋がっていく筈である。

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