Which 対 That

国際機関への応募書類を書く際によく使われる関係代名。Which を使うか that にすべきか、迷ったことはないだろうか。

Whichとthatは先行詞を定義し、欠かせない情報を提供している場合 (制限用法)どちらでも可能。だがwhichを使えるのはイギリス式英語で先行詞が人以外の場合だけ。 

例 I have never read the book which/ that is on the table.

先行詞が「人 + 物(動物)」や「all」「anything」「everything」「little」「much」「nothing」の場合、または先行詞に、最上級の形容詞や「first」「only」「very」などが付いているような制限用法ではthatのみ可能。

例 This is the best film that I’ve ever seen.

関係代名詞節が残りの英文に補足的説明しかつけない場合(非制限用法)はwhichを使用し、特定していない関係節の間にはコンマを入れる。下の例では、コンマ以後の情報は、取り除いても全体の意味に影響はない。

例 I finished the work in record time, which was appreciated by my colleagues.

結論として、関係代名詞後の情報が文章の意味に不可欠であればthat、単なる追加情報であればwhich (コンマ付き)を使用、と記憶すれば便利。

ネイティブでもthatとwhichを混同する事は多い。疑いのある場合はキャリア国際機関の応募書類添削サービスも利用してほしい。

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