2023 年度 JPO 試験

JPO 試験募集要項が外務省から発表された。毎年、応募要項に変化があり、一人でも多くの応募者を集めようという国際機関人材センターの意気込みが感じられる。

今回から、2019年来やっていた事前登録制度が廃止され、応募がしやすくなった。応募期間は対象ポストや応募専用リンク公開日2月1日(水)から3月8日(水)まで。

従来のE メールでのパスワードをかけた応募書類送付方法は、人事センターサイト内の応募用の専用リンクにアップロードする方法に変わり、より国際機関への応募方式に近くなる。

また和文応募書類がいらなくなり、提出する応募書類の数は減少。昨年まで国際機関枠であるUNDP用応募用紙だけが、履歴書の最後にモチベーションレター欄がなかった。今年はUNDP用履歴書にもモチベーションレター欄が追加され、他の応募書類と同じ様式となっている。

外務省枠応募外の国際機関は今年も増え、昨年のUNDP、WFP、OECD、 OPCW、ICAOにOIE(国際獣疫事務局)、GCF(緑の気候基金)が加わった。

国際機関枠を選ぶか、外務省枠で行くかは希望するポスト、機関によるだろう。国際機関枠だと外務省と希望機関と2つ面接する必要がなく希望機関との面接だけで決定される上、課題提出がない場合もあるという。一見国際機関枠の方が簡単そうに思えるが、希望機関との面接を通過しなければそれ限り。外務省枠だと第一希望でない機関やポストに推奨される可能性がある。

キャリア国際機関では、応募書類添削、ライティング課題や面接準備の支援と共に、対象ポストの選び方やキャリアのアドバイスもしているので利用してほしい。JPO支援サービスはこのサイトのリソースセンターに表示中である。

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