
今年もJPOの募集が始まるシーズンとなった。応募書類に必須である学歴、P11フォームの場合テンプレートに沿って書き込めばいいが、レジュメにはどう書くか。JPO 以外の履歴書を作る場合も参考になるようまとめてみた。
自由形式履歴書での学歴欄の位置は経験や資格による。経験が3年以上あれば、経験から先に書いていくのが一般的。経験の浅い応募者や、対象ポストで特別な資格(例、公認会計士、弁護士等)が要求されている場合は、学歴やその資格を先にもってきて、採用側の目を引くと良い。
また履歴書はなるべく簡潔にまとめるべきなので、学歴の占めるスペースも最小限の15~30単語程度で十分。大学の学位があれば高校の記入は必要ない。
書き方はP11のテンプレートを参考にすれば良く、高い学位から始め、学校名、所在地、取得した学位、専攻、卒業年度を書く。
Tohoku University, Japan
Bachelor of Economics / March 2019
修士、学士と2つ書く場合は以下のように省略。
University of Pennsylvania, Altoona, USA
M.S. Accounting 2014 – 2016
Illinois State University, Chicago, USA
B.S. Accounting 2010 – 2014
以下はよく略される例。ドットはつけるか付けないかで統一する。
Bachelor of Arts = B.A. 「文学学士」
Bachelor of Science = B.S.「理学士」
Bachelor of Education = B.E.「教育学士」
Master of Economics = M.Ec.「経済修士」
Master of Engineering = M.Eng.「工学修士」
修士号を獲得中に応募する場合は、終了予定日を記載。必要であれば何を勉強中か付け加える。
Red River Polytechnic, Winnipeg, Canada
Diploma in Graphic Design expected 2022
Prominent Coursework: Introduction to Digital Graphic Design, Illustration Elements
学位は習得していないが、空席に関連した知識を強調したい場合は、以下のように記述。
University of Alabama, Birmingham, USA
Completed Coursework: Calculus, Accounting for Nonprofits
学歴の英語訳が不確かな場合は大学に問い合わせ、正式な名称を使いたいものだ。






