2021年度JPO 試験

今年もJPO 試験のシーズンがやってきた。外務省からの募集要項はすでに発表されたが毎年少しずつ変化があるので気をつけたい。

まず事前登録はすでに1月6日から可能。応募期間は2月1日から25日までと去年より3日長い。外務省枠外応募には、OECD, UNDP, WFP, OPCWにICAOが加わった。

和文応募書類上、志望する機関・ポスト(書類を作成する対象ポスト)は、昨年一つだけだったが、今年は第3希望機関・ポストまで書かせるなど、具体性が増している。また動機部分がなくなり、職歴の部分に職務内容と共に志望希望ポストとの関連性を書く形式に変わっている。主なJPOポストが外務省のサイトに掲載されるのは2月1日なのでそれから和文書類を作成することになるだろう。

キャリア国際機関で毎年行っている応募書類作成支援だが、添削サービス希望が2月1日以降に集中すると全希望者に対応できない場合がある。メールで送られてきた書類から順番に受け付けていくのでご了承願いたい。

他の応募者より早く書類を作成するには、2月1日の対象ポスト掲載を待たず作成できる英文レジュメとP11を今から作成して先に送っていただくことをお勧めする。

P11の動機部分は応募対象ポストとの合致をアピールするカバーレターとは異なり、希望機関、JPOプログラムに対する動機、適格性や将来の抱負、貢献等を書くものなので、今からでもドラフト、添削ができる。希望ポストがわかってからカバーレターと和文応募書類を完成させ、2度に分けて添削することも考えると良いだろう。

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