国際機関ポスト応募前に注意したいのは、要求される学歴、 経験、言語その他の条件を完全に満たしているかという点。Asset、 Advantage 、Desirableと書かれたものも含め、これらの条件に合致していない場合、採用の見込みはほぼないといえよう。
例えば国際レベルの経験を要求されている場合、国内での経験しかないと応募は無駄。取り立てて 記していなくても、国際的経験は国際機関就職に必須でありJPO受験にも有利だ。
学生時代には留学、国際機関 やNGOインターン , JICAの海外青年協力隊等 の機会がある。しかしその後 海外で職務経験を作るのは容易ではない。一部の私企業、在外公館の職員や調査員 、JICAなどに限られてしまう。
国内でも多文化環境の職場や、海外 出張の多い仕事を選ぶといいだろう。例えば途上国出張の多い開発コンサルや人道支援系の組織、外資系会社 、 開発銀行、在日国際機関、 NGO など 。研究機関やNGOで国際機関とのパートナー活動を行うケースや、官庁の国際部から政府代表としての出張も考えられる。
また休暇中に途上国でボランタリー活動をしたり、国連オンラインボランタリーwww.onlinevolunteering.org利用 も可能だろう。
国際機関を目指すのなら、学生時代から心がけて、国際機関との接点を増やしていく必要がある。早い時期からキャリアプランを立て国際的な経験を 積んでいけば効果的。キャリア国際機関のアドバイスもどんどん利用してほしい。