国際機関採用の例

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先般、キャリア国際機関の成果を発表した時、下に紹介する投稿を頂いた。

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まずは、小島先生にご指導していただいたおかげで、このたび国際機関で働くことになりました。心よりお礼申し上げます。

思えば、以前は自分で作成したレジメを国際機関に送付していたものの、面接まで呼ばれることもなく途方に暮れていました。ふとしたきっかけでこのサイトを知り、さっそく先生に添削や模擬面接のアドバイスをいただきました。

その後は、月に多いときは3回ほど国際機関からの面接に呼ばれるようになり、面接の合否にかかわらず議事録を先生に送ってその都度アドバイスをいただくことで少しずつ面接準備を改善するということを繰り返した結果、このたび国際機関で働くことになりました。

まさに先生なくして私の合格はなかったものと確信しています。これからは国際機関でいただくお役目に感謝してしっかりと職務を果たしてまいります。今後ともご指導のほどどうぞよろしくお願いします。

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この方は履歴書添削後約一年半でFAO 財務官P3の空席に採用された。JPOや政府派遣枠外の採用は珍しく、外務省からも注目された。キャリアコーチングや応募書類添削、模擬面接等の支援はしたが、ここに至ったのは本人の経歴と努力のたまものといえる。成功の要素を分析してみた。

・専門が、民間での経験が生かされる財務という職種である点。またこの職種の邦人職員は少なく希少。

・日本とアメリカで獲得したCPAという資格が、BAでありながら、MA同レベルと国際機関側に評価された。また会計だけでなく監査経験も豊富で、財務分野では評価の高い技能。

・世界的に名の知られた大手コンサルティングファームで5年以上勤務した後、JICAで働き民官両セクターを経験している。

・発展途上国でのプロジェクト管理、政府要人、パートナー等とのやり取りは国際機関で評価される活動。

・ プロフィールの合う空席にはすべて応募し、面接の度に準備と、事後の反省に時間をかけた。

プロフィールが合致しているときは、あきらめず何度もトライすれば報われるというよい例だと思う。国際機関就職希望者の参考になれば幸いである

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