新型コロナウィルス感染症状況のため,4月~6月予定の外務省枠第二次審査(筆記及び面接)はオンラインにて実施。第一次審査通過者に個別に案内が行くということだ。
オンライン面接とは、PCやスマートフォン を利用して、インターネット経由で面接を行うこと。ビデオ面接、ウェブ、バーチャル面接などともいわれる。現在国際機関面接の大部分がオンラインなので特に違和感はないが、JPO試験開始以来初の出来事に戸惑う応募者も多いだろう。
オンライン面接では、ライブ面接中録画機能を使い面接をリコードし面接官が後で見直すこともできる。今回その機能を使うかは不明だが、面接者は録画を特に意識する必要はない。
スカイプや専門のアプリを使ってのウェブ面接への対応は基本的には対面面接と同じだが、より高いコミュニケーション能力と念入りな準備が必要。面接そのものの準備に加え、ネット環境等の整備が重要となる。
面接用のアカウントを作る場合、ユーザー名や写真に気をつけ相応しいものを使用。通信を始めてから画像が出なかったり声が聞こえなかったりしないようテストし、開始5分前にはスタンバイ。
スマホよりPCがお勧めだが、面接中に人が後ろを横切ったり、隣の雑音が入ったりするのは避けたい。とりわけ自宅での利用は背景に雑多なものが写らないよう注意し、電源もチェック。なるだけ本番に近い環境で練習した方が効果的なので、模擬面接でもドレスコードに気をつけよう。
書類を参照できるところはオンライン面接の利点と言えるが、下を向きまさに読んでいますという調子の答えは不利。覚え書きを相手から見えない目の高さに貼っておけば、自然な形で相談できる。
コネクションや設備の準備が万端であっても、本番中不意に予期しなかった問題が生じることがある。必要なら電話やメールですぐ連絡できるようにしておき、落ち着いて対処したい。
オンライン面接は慣れるまで結構違和感があるので、家族や友達に頼みリハーサルしておけば効果的。キャリア国際機関のスカイプによるJPO模擬面接サービスも利用できる。