
応募書類の添削をしている際、すぐに削りたくなる単語に出会うことがある。無駄なばかりか使ったことによって印象が悪くなってしまうところがくせもの。あなたの書類は大丈夫だろうか。
国際機関応募サイトのテンプレートを使用した履歴書のdutiesやachievementsの描写に、 in charge of やresponsible for が多いがパワー不足。ただ担当していたという事実を述べるよりはmanaged, led, implemented などを使ってもっと積極的で具体的な表現にしたいもの。
I やmy省略は言うまでもないが、トートロジー(類語反復)にも注意。例えばunexpected surprise, final results, past experienceなど。また自分の雇用先の一般情報を履歴書で説明する必要はない。
カバーレターは応募者の個性が出るものだけに、無駄なバズワーズや使い古された表現は避けたい。problem-solving skills, team player, proactive, detail (results)-oriented, open-minded, hardworkingなどコンペテンシーに即していて良さそうだが、具体的な例をあげないでただリストアップするだけでは効果がない。
フリーレジュメにcareer objective, summary, hobbies などは不用。また“References available upon request”, MS Officeなどもスペース塞ぎ。
Home addressは履歴書テンプレートで要求されているとしても、レジュメやカバーレターではemail と記すだけで充分。
以上は目に付いたものばかりで完全リストではないが、これらを避けるだけでも履歴書はスッキリする筈。キャリア国際機関の応募書類添削サービスも利用してほしい。






