応募書類に不要な表現

国際機関応募書類のアピール度は、使用語彙や長さにも左右される。わかりやすく簡潔な書類に不要な表現とは何か。以下の15例は応募書類でよく見かけるもの。

まずthere is/are。意味がないばかりか文章を不必要に長くする。文の構造を変えてthere is/areを減らそう。

例 There is beer in the fridge.

     Beer is in the fridge.

履歴書でよく見かけるin terms of は乱用されている上、無意味。代わりにaboutや asを使いたい。

例 The information is shown in terms of a percentage.

     The information is shown as a percentage.

大した意味をなさない副詞も削るとスッキリする。対象はsimply, basically, essentiallyなど。

またimportantという言葉も乱発されすぎて重要性を失っている。代わりにvital, critical, urgentなどを使えば文章が生きるだろう。

On the other handも長さ、まだるこしさから敬遠したい。However, otherwise, alternatively などに置き換える。これによりon the one handの使用も防止でき、単語の数をぐっと節約できる。

冗長さを抑え、簡潔な書類を作成するため無駄に長い単語は短いもので代用しよう。

A majority of はmostに置き換えるか数、量を述べる。

As a means of はforや to に変換。

In accordance with は by, following, per, underで代用。

In a timely manner も長いのでon time, promptly, timelyなどに変える。

In order toは toを使用して字数節約。

In view of もsinceや becauseで十分。

Prior toの代わりに beforeを使い語数を削減しよう。

このように少し気をつけるだけで応募書類の読みやすさ度はアップ。これらは応募書類だけでなく、字数制限のある筆記テストやエッセイにも応用できる。

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